はじめに
シアリスは「飲めば効く」とだけ思っていませんか?
確かに「飲めば効く」ことに間違いはありませんが「いつ」飲むのが一番良いのか、上手に使うことでより効果を実感することができます。
ここではシアリスの上手な使い方をご説明します。
(シアリス・ジェネリックであるタダラフィルも同じです)
シアリスの特徴
シアリスの特徴は
内服から1時間ほどで作用
内服から36時間ほど効果が持続
食事による影響はあまりうけません
という点です。
この特徴に関してはシアリス10mgもシアリス20mgも同じです。
10mgと20mgの違いとしては効果の強さ(および副作用の強さ)であり、効き方は同じです。
シアリスの効果の詳細についてはこちらをご確認ください。
シアリスの使い方の一例
シアリスの特徴を踏まえて、もっとも基本的な使い方としては
性行為の1時間前 かつ 空腹時にシアリスを内服し、内服前後は食事をとらない
というものです。
このように使える方はこれがベストでしょう。
シアリスは食事による影響をあまり受けませんが、万全を期すならばやはり食事と内服は時間をあけることをおすすめします。
性行為を行うタイミングが読みやすい方や、パートナーの前でシアリスを飲むことに抵抗がない方はこのような使い方をしやすいと思います。
一方で、性行為を行うタイミングが読みくい方の場合はこのような使い方は難しいでしょう。
また性行為の前に食事でムードを作って、という場合も少なくありません。
そんな場合でも上手にシアリスを使う方法があります。
それは、食事の前に飲んでおくことです。
具体的にみてみましょう。
シアリスの使い方の一例
たとえば19時に食事の約束をしていて、見込みでは21時ごろから効果を発揮したい場合には、18時に内服するということです。
18時内服することで、効果が出るのは19時〜翌々日07時の間です。
そのため、21時の際には十分効果を発揮します。またシアリスの効果のところでもご説明しましたが、あくまでシアリスが勃起を促す効果を発揮するのは「性的刺激」があった場合ですので、常に勃起し続けるという心配はいりません。
基本的な使い方を知った人でよくある誤解が性行為の1時間前に飲まなければ「いけない」という考え方です。
正しくは1時間前「には」飲まないと効果を発揮しにくい、ということです。そのため、食事などの予定がある場合には1時間よりもさらに前に内服することでよりはっきりと効果を実感できます。
シアリスは36時間という長時間効果が持続するため、場合によっては食事の1時間前よりもさらに前から飲んで備えておくということも可能です。
また、食事の際にはアルコールを飲むことも多いと思います。結論としてはアルコールは適量であればむしろ勃起に関してはプラスに働きますが、あまりに飲み過ぎると勃起しにくくなってしまいます。
どれぐらい飲むのが適量かは人によりますので、ご自身で適量を見極めましょう。
アルコールとEDの関係については詳細はこちらでご説明しています。
https://contents.goldclinic.jp/entry/viagra-alcoholcontents.goldclinic.jp
まとめ
シアリスの特徴として、内服から1時間で効果があり、内服後5-10時間効果が持続、食事による影響はあまり受けない、という点があります。
これを踏まえて上手に飲みましょう。
監修医師:老木悠人