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射精のコントロール

射精のコントロール
射精をコントロールしたいと考える男性は多いです。どうすれば射精を自分の意思でコントロールできるのでしょうか

はじめに

あなたは、早漏で悩んでいませんか
早漏は性的な悩みの中でも一般的なものであり、男性の30%ほどが早漏というデータもあります。
実は一般的な問題でありながらも、周囲に気軽に相談することも難しいですよね。
またパートナーとの関係の中で性的満足度は重要な要素の1つですが、早漏だとパートナーの満足度が低下してしまいます。

「できるなら早漏を治したい・・・。でも、病院に行くのは恥ずかしい。」

こう思われている方も多いです。
そこで今回は、自宅でできる早漏の改善方法についてご紹介します。
キーワードは「射精のコントロール」です。

早漏はバイアグラなどのED薬でも治療可能です。詳しく知りたい方はこちら

https://contents.goldclinic.jp/entry/viagra-prematureejaculationcontents.goldclinic.jp


射精をコントロールするためのトレーニング

早漏改善方法には世界的に有名なトレーニング方法があります。
その名もセマンズ法です。

セマンズ法は射精をコントロールするためのトレーニングです。

セマンズ法のやり方

セマンズ法は極力パートナーと一緒に行います。
(パートナーの協力が得られない場合には自分で行います)
パートナーが陰茎を手で刺激し、男性が射精しそうになったら刺激を中止するということを3回繰り返し、4回目で射精します。

また、はじめは陰茎が乾いた状態で行います。
そして乾いた状態で射精を耐えられるようになればローションを使い、より挿入した状態に近い状態で同じように行います。

セマンズ法の原理

そもそも早漏の原因は、オーガズムに近い状態=射精しそうな状態、というものが分からないことにあります。

「射精が近いかどうかなんて分からないだろう」

と思われる方は、それこそが早漏の原因と言えます。
あまり射精について人と詳しく話すということはありません。
しかし、多くの男性は「射精が近い」という感覚を認識できます。

体のメカニズムとして射精はある段階までくると我慢ができなくなってしまいます。
このトレーニングで、その我慢できる限界を覚えていくことで、射精をコントロールできるようになります。

射精のメカニズムについて詳しく知りたい方はこちら

https://contents.goldclinic.jp/entry/ejaculation-mechanismcontents.goldclinic.jp

本当のセマンズ法

セマンズ法は、射精をコントロールするトレーニングとして最も古くからある方法です。
そのため信頼できる一方で、巷には誤った情報も溢れています
適当な情報を元にセマンズ法を行うと、思うような効果を得られません。

そこでここでは、正しいセマンズ法を行うためのポイントをご紹介します。

セマンズ法で大切なのは「パートナーと行うこと」です。
どうしてもパートナーの協力が難しい場合には1人で行うこともありますが、まずはパートナーに相談してみましょう

セマンズ法の目的には、男性の射精反射を抑えるということだけでなく、パートナーとの関係を育むということがあります。
なぜなら、「早漏」というのは物理的に「射精が早い」ということだけを指すのではなく、「パートナーを満足させらない状態」も早漏というからです。

そのため本来のセマンズ法では、男性はただ刺激を受けるだけでなく女性にも愛撫をします
巷にあふれる誤ったセマンズ法では、この部分がすっかり抜け落ちています。
愛撫の方法として、具体的には女性のクリトリスを刺激することが推奨されています。
自分が気持ちよくなるだけではなく、パートナーにも快感を与えることが必要なのです。

早漏は男性だけの問題ではありません。パートナーとの関係の上での問題です。
お一人で射精のコントロールに挑むのも一つのあり方ですが、パートナーと一緒に取り組むことも考えてみてください。

射精の量について

射精のコントロールに関しては、タイミングだけではなくを気にする方もおられるでしょう。

男性783人を対象とした研究では、その半数以上が自分の射精量は「非常に少ない」または「やや少ない」と答えています。
多くの男性が自分の射精量を少ないと感じています。

これは、アダルトビデオの演出の影響があります。
アダルトビデオでは「射精量が大量である」という演出が横行しているために、本来の一般的な精液の量を多くの方が誤解していることが原因です。

結論として、精液の量を増やすのは禁欲(オナ禁)です。
射精する日数を長くすればするほど、精液量と精子の数は増えます

不妊に悩む方のなかには、精液を温存して妊娠の可能性をあげようと考える方もいるでしょう。
しかし、禁欲が妊娠可能性をあげるとは言えません。
禁欲によって精子・精液の量は増えますが、精子の運動能力が悪くなります
そのため不妊という点においては、禁欲が効果的かは「どちらとも言えない」というのが現代医療の答えです。

オナニーの注意点

射精のコントロールをトレーニングする際に、注意すべきこと2点あります。

まず1つ目は、オナニーの最後は射精をする、ということです。
オナニーの際に寸止めだけで射精をせずに終えてしまうと精液が精管にとどまるために精管に炎症が起こり、射精の際に痛みを伴うようになってしまった方がいます。
この方は、オナニーの際は毎回射精するように指導を受けて症状が改善しました。
セマンズ法も最後はしっかりと射精をして終えてください。

2つ目は、膣内射精障害の危険性です。
トレーニングにおいて手での刺激を強くしすぎると、膣内で射精できなくなってしまう=膣内射精障害を引き起こす場合があります。
パートナーとの良好な関係を築くためにトレーニングを行っているのに、膣内で射精できなくなってしまえば意味がありません。
手で刺激を与える場合には、弱く握ることが大事です。

正しいオナニーの仕方についてはこちらでご説明しています

https://contents.goldclinic.jp/entry/masturbationcontents.goldclinic.jp

まとめ

射精をコントロールするためのトレーニングであるセマンズ法の正しいやり方や、精液の量、そして射精のコントロールをトレーニングする際の注意点などについて説明してきました。

「自分は早漏ではないか・・・」と悩んでいる方は、注意点を理解した上で、一度セマンズ法を試してみてください。

【参考文献】
日本性機能学会雑誌 第 34 巻 第 1 号 2019 年 6 月 38-39
J sexual medicine VOLUME 3, SUPPLEMENT 4, 303-308, SEPTEMBER 01, 2006
泌尿器外科 2019年 32(6),833~837
J sexual medicine VOLUME 16, ISSUE 9, P1324-1327, SEPTEMBER 01, 2019
J sexual medicine VOLUME 4, ISSUE 4, P831-837, JULY 01, 2007
Journal of Assisted Reproduction and Genetics volume 35, pages213–220(2018)

監修医師:老木悠人