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早漏とは

早漏とは
「早漏」もEDにならんでよく聞く性の悩みの一つです。しかしどこからが早漏なのでしょうか

はじめに

「自分は早漏なのではないか・・・」

「早漏を治すにはどうすればよいのだろうか・・・」

そんな方に向けた早漏についてです。
早漏は性に関する一般的な悩みであり、悩んでおられる方も多いです。
これまでの研究でも早漏の男性の割合は4%~39%と言われています。
多いような気もしますが、あまりに数字に幅がありますよね。
これは、早漏の定義自体に曖昧なことが理由です。

そこで今回は、医学的に早漏とはどういうものか、そして早漏はどのように改善したらよいかについてご説明します。

早漏とは

それでは医学的にどのような状態を早漏というのでしょうか。

端的には「挿入時間が短い状態」を指すことが多く、挿入から射精までの時間(膣内射精潜時)が2分未満であれば早漏が疑わしいです。

しかし「挿入時間が短い」といっても「短い」かどうかを判断するのは、性行為のパートナーです。
そのため「パートナーが満足できない状態」を早漏に含むことも多いです。

このように、絶対的な時間(2分)だけではなく、女性の主観的な要素が入るために早漏の定義が曖昧であり、早漏の定義が何であるかは世界的にまだ一致していないのです。

早漏の原因

それでは、早漏の原因としてはどんなものが考えられるのでしょうか。
1つには、心理的なものが挙げられます。

心理的な原因

初期の性的経験、性的テクニック、性交の頻度、不安といった心理的な影響です。

「心理的」なものというと、ふわっとしているような感じもしますが、医学的な理由があります。
メカニズムとして、性的なことに不安を感じると交感神経系が活性化されます。交感神経が活発になることで、射精が促され、発射段階が早くなってしまうのです。

また、性的なこと以外でも職場や家族に対する不満といった日常的なストレスが大きい方が早漏になるというデータがあります。
先ほどのメカニズムを考えれば、「性行為」に関する意識以外でも、交感神経を活発化するような心理的な要素があれば早漏になりやすいということがわかりますね。
ストレス社会の影響がこんなところにまで見られるのです。

遺伝的な原因

そしてもう1つは遺伝的な原因です。

早漏は遺伝します。

性的な刺激から射精までの経路が遺伝的に反応しやすいために早漏になります。
ただ、なかなか父親に早漏かどうか聞くのは難しいと思います・・・。
また、遺伝はどうしようもないので、早漏の原因として心理的なものがあまりないのであれば、受け入れていくしかありません。

早漏の改善方法

それでは早漏を改善するにはどうすればよいのでしょうか。

早漏の治療には3つの方法があります。

  1. 前戯・後戯を充実させることです。つまり、早漏を改善するというよりはパートナーの満足度を上げるという方法ですね。

  2. 行動療法です。つまり、射精のコントロールを訓練する方法です。 これがもっとも身近な方法です。

詳しい方法などについてはこちらで説明しています

contents.goldclinic.jp

  1. 薬物療法です。つまり、薬を飲んで射精を遅くします**。日本ではあまり使用されていませんが、海外ではED治療薬や抗うつ剤の一種などが早漏に対する治療薬として使用されています。

ちなみに日本では早漏に対して認可されている薬はありません
そのため、パロキセチン(抗うつ剤)を適応外使用として用いる場合が多いです。
(適応外使用とは、おおまかには製薬会社が定めた用法・用量ではない使い方をすることです)

しかし、このあとでもご説明しますが、早漏で悩んでいる方にはまずED治療薬での治療をおすすめします。

以上、早漏を改善するための3つの方法をご紹介しました。

早漏とED

早漏とEDの相互関係
早漏とEDは相互に関係しています。早漏の人はEDに、EDの人は早漏になりやすいです

これまで早漏について説明してきましたが、早漏について語る上で欠かせないのがEDです。

実は、EDを持つ男性のほぼ半数が早漏も経験しています。

これは一体どういうことなのでしょうか。

ED -> 早漏

EDの方の場合、勃起がおさまる前に射精してしまおうと性交を「急いでしまう」ことがあります
すると当然ですが、短い時間で射精してしまうことになります。
このため、早漏になってしまうのです。

早漏 -> ED

逆に早漏の方は、射精を遅らせようとしてわざと性的興奮度を下げようとしがちです。
たとえば、性交の最中に、「今日の晩御飯は何を食べようかー」などと関係のないことを考える、などです。
しかし、これも一歩間違えると性交の最中で勃起しなくなる、いわゆる中折れ、という状態=EDになってしまいます。

EDと早漏のある方の場合にはEDの治療が優先

このように、EDと早漏はお互いに作用します。
では、どちらを先に治療するのがよいのでしょうか。

これについては、米国泌尿器科学会が先にEDの治療をすべきとしています。
理由としては、早漏の治療は、EDを悪化させうるからです。

そしてED治療薬は、早漏を直接改善することも指摘されています。
そのため、ED治療薬を使うことでEDと早漏が同時に改善する可能性があります。

「自分は早漏ではあるけれどEDではないから」
と思っている方にも、やはりまずはED治療薬が推奨されます。
その理由としては、「EDだと気づいていないだけ」の可能性があるためです。

ED治療薬(バイアグラ)による早漏改善効果について詳しく知りたい方はこちらから

https://contents.goldclinic.jp/entry/viagra-prematureejaculationcontents.goldclinic.jp

まとめ

  • 早漏の定義:挿入時間が短い状態(2分未満)、パートナーを満足させられない状態

  • 早漏の改善方法:前戯・後戯の充実、行動療法、薬物療法

  • 早漏とEDの関係:まずはEDの治療を。EDの治療にはED治療薬を


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【参考文献】
J sexual medicine VOLUME 3, SUPPLEMENT 4, 303-308, SEPTEMBER 01, 2006
泌尿器外科 2019年 32(6),833~837
Journal Sexual Medicine  VOLUME 8, ISSUE 8, P2135-2143, AUGUST 01, 2011

監修医師:老木悠人